四国では、松山市がビジネス都市として新たな発展をはじめている。松山空港の国際空港化や尾道と今治を結ぶ中四国架橋の着工、四国縦貫自動車道などの大規模なプロジェクトが目白押しで、独自の経済圏が確立されようとしているのだ。大都市の業者によるマンションの供給もここ数年続いており、昨年の夏までの一年間でファミリー向け、独身者向け合わせて六〇〇戸程度のマンションが新規に分譲されている。2LDK、4LDKのファミリータイプは一七〇〇万円〜二八〇〇万円程度、ワンルームやIK程度の独身者向けマンションなら、一〇〇〇万円〜一六〇〇万円台が価格の中心になっている。
[参考情報]
東京メトロ千代田線(湯島)の新築マンション一覧
現在は街の中心である松山城の周辺地域がマンションブームになっており、経済の発展にともなって今後もブームは続くといわれている。松山からは今治方面、宇和島方面、高知方面に向けて国道が放射線状に伸びているので、これからはこの国道に沿ったかたちでマンション供給が郊外に広がっていくと思われる。九州でもっとも期待されるのは、やはり福岡である。投機のターゲットとして業者からの狙い打ちにあい、異常な価格上昇と激しい下落に揺れた地域だが、大規模な開発プロジェクトには事欠かない場所だけに今後も目が離せない。