板張りの外装を要求する人たちも増えてきた

2011.09.30

日本人の多くは、木造住宅に住みながら、それでもなお、木に囲まれて生活したいと思っています。最近はとくに、シックハウス症候群などの問題もあって、ビニールクロスの内装よりは木を、味気ないサイディングよりは板張りの外装を要求する人たちも増えてきました。日本人が血として受け継いでいるのは、ヒノキやヒバなどの銘木を使った床の間や和室の天井板であり、裸足で歩いてもここちよい板の間ではないでしょうか。確かに、木の住まいは私たちに住宅の原風景のようなものを甦らせ、懐かしく、いごこちのよいものです。そして、昔の民家などは、数十年、あるいは百年以上にわたって家となり、ようやく土に還っていったのです。木は、建材として使用するのに、科学的にもたくさんの魅力をもった素材です。熱伝導率の低さ、吸収性、弾力性、そして人にやさしく、香りもいいなど、すべてが人間にとっていいことづくめといってもいいでしょう。

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